まめです (@mameoisiiyo)。
本記事では、Twitter英語学習界隈で良リスニング教材と噂の、『モゴモゴバスター』をレビューをしていきたいと思います。 なお、私は1周目を終えたところです。
参考 モゴモゴバスター目次
TOEFL・IELTSリスニングでは現地で通用しなかった
私はMBA受験の際にいくつかキャンパスインタビューしてもらったのですが、とあるスクールのイベントで超ショッキングなことがありました。
そこでは、他の受験生や在校生と輪になって「集団で」お話しする機会があったのですが、彼らが何を議論しているのか全っ然分からず、自分はただ突っ立っている他ありませんでした。自分がマジであほの間抜けになったんじゃないか、という気がしました。どういうジョークに笑っているのかも全く分かりませんでした。とりあえずニコニコ(^^)しておけ状態。自分の滑稽さ無力さに絶望し、穴があったら、いや穴がなくても掘って入ってしまいたいとさえ思いました。MBAに合格したとしても、これじゃあ授業とか議論で絶対耐えられないぞ・・・・と本気で心配になっています(現在進行形)。
これでも私、TOEFL・IELTSのリスニングはそこそこのスコア出してるしMBA受験の英語インタビューの修羅場を数々潜り抜けてきたんだけど・・・それでもリスニング力は全然足りていない・・・ようです。
「どうしようかなどうしようかな」と思っていたちょうどその頃、私がTwitterでフォローしている方々の間で「モゴモゴバスター」という怪しい名前の英語発音リスニング教材が話題となっておりました。
早速ググってみたところ、出てきたのは何やら怪しげなページ。一瞬( ゚д゚)としてしまいましたが、すぐに「リスニングまじやべえ」って焦燥感で我に返りました。他人が良いと言っているものはとりあえずポチる派なので、もう怪しさとかどうでもよく、秒速でポチリました。いえ、光速でポチリました。秘技光速ポチりです。

お値段6,000円とちょっとなり。
やり始めてみると、じわじわとこの教材のポテンシャルエネルギーの高さを感じました。群雄割拠の英語教材市場においてモゴモゴバスターは低PER(Price Earnings Ratio)企業的な割安感が出ていることを理解しました。日ごとにその気持ちは強くなり、この認知度の低さに疑問さえ感じるようになってきました。そして40日ちょっとかけ、ようやく教材のコースを一周しました。
結論:モゴモゴバスターは純ドメの強い味方
私にとって、モゴモゴバスターはむちゃんこ良質教材でした。「純ドメ留学生の必修教材」と言っても過言ではないです。
まさに痒い所に手が届いた英語学習教材と思いました。どういうことか解説します。
ネイティブ同士の発音は音声変化している
現地に行くとはっきりとわかりますが、ネイティブ達の発音は、一語一語はっきり分けて発音されているわけではないです。(モゴモゴバスター開発者 松尾先生の言葉を借りるならば)ネイティブ達は「省エネ」で話しているから音が変化してしまっているのです。
彼らは英語を話すときに破裂音や濁音のような「エネルギー消費」を必要とする箇所で省エネするために語と語をつなぎまくっているのです。分かりやすい例がwant toをwannaと発音するアレです。アレが至る所に潜んでいます。つまり、ネイティブ同士の会話では、「知ってる単語や熟語」が「知らない音」で表現されてしまっているのです。
従来型リスニング教材は省エネ発音に未対応
従来型の英語教材って、スピードの速い遅いはありますが、ほとんどが「一語一語とてもキレイに発音されていている」ものになっていますよね。いくらこういう「キレイ系教材」を使って勉強し続けたとしても、結局ネイティブ達の爆速議論についていくことは困難でしょう。なぜなら、そもそも違う音になってしまっているのですから。
キレイ系教材を極めたとしても、海外ドラマや映画を観るときも、結局日本語字幕・日本語吹き替え版に頼らざるを得ない。
モゴモゴバスターでは省エネ発音を学べる
モゴモゴバスターは、「一語一語しっかり発音されたキレイ系教材」と「ネイティブの爆速トーク」の間を補完することを目的とし、省エネ発音を学ぶための教材になります。その意味合いで「痒い所に手が届く」と表現しました。
ネイティブ環境に身を置いたことのない私のような純ドメにとっては超価値がある教材でした。
TOEFLリスニングにも効果的だろう
モゴモゴバスター1周して感じたことは、TOEFLリスニング「会話編」のトレーニング教材としても必修科目だったな、ということです。
私はどうしてもTOEFLリスニング会話編が相対的に苦手で、悩まされていました。学生が爆速で話す箇所があって、そういうところで「?」とスタックされて、その後つまづくっていうやりがちなアレです。
TPO(TOEFL Practice Online)をやりまくった割には、安定してListening 30がとれなかったのはここに原因があったとも感じています。タイムマシンで戻れるなら間違いなく過去の自分に「TPOもいいけど、モゴモゴバスターやれし!」って言いに行きます。
TOEFL 100点を目指す勉強方法については下記記事にまとめているので合わせてご覧くださいませ。

モゴモゴバスター教材の実際
教材が良い感じで小分けされている
Lesson 1~41までの項目があり、それぞれ30~60分くらいで終わる内容になっています。
これは地味に嬉しいです。例えば、参考書とか単語帳とかいきなりボーンって渡されても、「これ、どんくらいの工数で終わるんだろう?」と不安になりませんか。モゴモゴバスター教材は、1日に1つずつこなすのにちょうどよいボリュームに小分けされていて、学習全体のスケジューリングが明確にできて良かったです。
こんな感じで小分けされてます。

「繰り返し聞く」の操作感が良い
リスニングの勉強中、音声ファイルをちょっとだけ巻き戻してもう一回聞く、という操作って結構ストレス溜まりませんか?例えば、YouTubeだと強制的に5秒、TEDだと10秒バックしちゃいますよね。私は「戻るのは2秒でいいんだけど・・・」と思うときかなり多いです。しかもYouTubeで数秒戻ろうとしたら間違えて「前の動画に飛ぶ矢印」押しちゃってイラっとする。さらに、そこから元の動画に戻ろうとしたら今度はCMが流れるとかね。勉強の集中がプッツンし、ストレスも溜まり、負のサイクルに陥ります。
モゴモゴバスターは教材ファイルのほとんどが1~4秒くらいの音声ファイルになっており、もう一回再生する操作が簡単です。

無限ループ再生だってできちゃう
これは私が裏技だと思っているだけで実は常識なのかもしれませんが、無限ループ再生も可能です。右クリックするとLoopというのが出てくるので、それをクリックすればひたすら繰り返し再生してくれます。ずーっと聞いてると音のゲシュタルト崩壊が起こるわけですが、私はそうやって脳に浸透させています。


3秒スクリプトを5分くらい聞いていると気が狂いそうになってくるのでとてもおすすめです 。
音声ファイルはダウンロードが可能
音声ファイルは下図の右側にある「団子3兄弟みたいなやつ」をポチればダウンロードできます。どうしても聞き取れない会話などをスマホに入れおくのもあり。私は聞き取れなかったやつをフォルダにポチポチダウンロードしていって、あとで復習しやすいようにしています。

鬼門!ちょっと長い「会話」もある
1~2秒の短文ばっかりで思っていたよりも楽勝じゃん!とか思っていると、モゴモゴ教材は軽くその心を折ってきます。たまに10秒くらいの会話もあるんです。
これが、めちゃくちゃ難問なんですわ。何度聞いても聞き取れない。スクリプト間違ってんじゃないの?とか思ってしまうわけです。そういうときは、先生の解説を熟読してからもう一度聞くと、「あぁなるほどね」と腑に落ちたりすることもあります。というか、もう、そういうもんだとして受け入れるしかありません。だって、実際にネイティブがそうやって音声ファイル吹き込んでいるわけですから・・・
下の吹き出しの箇所にマウスのカーソルを合わせると正解が見られます。

「モゴモゴが形成される理論」が解説されている
省エネ発音の理論、すなわち「モゴモゴが形成される理論」が解説されています。順を追いながら熟読していけばスッと腹に落ちます。。l
理論派にはすごく嬉しい。とにかく理論を理解し実践を繰り返していくのが効率的な使い方かと感じます。
メルマガで補足説明が入る
モゴモゴバスター購入後、定期的にメルマガで補足説明が入ってくるまさかの親切設計ですwこれ、地味に好きで私はこちらも熟読してます。サボってたりしてるとお尻を叩いてくれる母ちゃん的ポジションも果たしているようです。逆に、進捗が早いとちょっと褒めてくれて嬉しいのです。
↓この語りかけてくる感じ。じわじわきます。

12回まで質問無料という神対応
下記の通り、購入から1年間の間は12回まで質問可能。
月1回も質問できるやん!と私テンション爆上げ↑↑↑

早速、貴重な1回を消費し、先生に質問させていただきました。すごく丁寧に分かりやすくご回答いただきました。
まさかの返金保証付き
2020年3月時点では、本教材の効果が感じられない場合は90日間返金保証されるそうです。
個人的には、モゴモゴバスターちゃんとやって効果感じられないって、やり方が間違っているとしか思えない。というか、そもそもやってないでしょ?これほどの良質教材を真面目にやって効果が出ないことなんてあるのか?否、ない。
教材の弱点・マイナスポイントは?
さてさて、ここまで死角なしのモゴモゴバスターに弱点はあるのか?
いや、真剣に考えてるんですけど、特に見当たらないんですよね。教材のボリュームと質を考慮すると相当コスパ良いし、操作感も良いし、うーん。
強いて言うならば、、「これ絶対スクリプト通り言ってないだろ!(確信)」って私が感じたスクリプトがちらほらありました。いや、でもそれってほら、自分の耳がおかしいだけでネイティブは聞き取れるかもしれないわけで・・・強くは言えません。もう、そういうもんなんだなって自分が慣れるしかないと割り切っています。
リクエストしたいこと
僭越ながら、開発者の松尾先生に次期教材開発のリクエストをするならば、モゴモゴバスター2を作ってほしい(切実)。
イギリス英語・インド英語・アフリカ英語バージョンも作ってほしい(切実) 。
あと、Real英会話アプリ(iOSはこちら)のモゴモゴバスターバージョンを作ってほしい(真剣)。

署名活動して票が集まったら先生に作って頂けないかしら。
モゴモゴバスターと合わせて使えそうな英語参考書
モゴモゴバスターでListening力の向上を図る際には、ALL IN ONEという英語4技能を底上げしてくれる超万能な英語参考書も合わせて学習すると相乗効果があると思います。本書は私が2011年以来ずっと手元に置いて使い続けているものです。419個の全例文をやり切れば確実な英語力向上が見込めるという圧倒的な期待感があり胸を張って全力でおすすめできる一冊です。下記でレビューしておりますので、合わせてご覧ください。

まとめ
本記事では、噂の英語リスニング教材「モゴモゴバスター」のレビューをしました。さすがに褒めすぎた感は否めませんが私一銭ももらっていません。先生、宣伝したからお金ちょうd (略)
- 教材の質・量ともにVery Good
- 質問可能・返金保証というサービス付き
- コスパ最強に良い
- ポチらない理由ある?
2周目も終了したので成長度合いについてレビューしてみました!下記ご参照ください。


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