生産性の無い事をとことんやり尽くす事は意味があるのかもしれない

まめです (@mameoisiiyo)。

本記事では私のパーソナリティと絡めて「生産性の無い事をとことんやり尽くす事は意味があるのかもしれない」について少し語らせていただきます。当ブログ読者の方々にこういう情報の需要がないことは悲しくも確信しているのですが自己分析の備忘録的にも残していこうかなと思います。

2020年現在、私は米国のとある大学でIntensive English Learningなるプログラムに通うため学生寮に入りアメリカ人と寮生活を送っています。社会人になって大学生と寮生活を送るとは夢にも思わなかったわけですが、彼らをみていてすごく感じることがありました。「こいつら夜中までパーティとかゲームしてるけど、意外と将来のこと考えてるな・・・」


そして一方の自分はどうだったかな?と大学時代について振り返ってみました。

私が大学学部生の頃は本当に何もかもが中途半端で、勉強もサークルも私生活も、すべて「なんとなく」暮らしていました。

ただ一つ、ゲームについては結構やり尽くした感があります。

例えば、当時流行っていた「モンスターハンター」を10か月で1,000時間以上プレイしました。 最盛期はほとんど毎朝5時半に起きて授業とご飯以外、ずっとプレイしていました。大学三年生の頃です。周りはインターン・就活・恋愛とリア充していたのを横目に私はバーチャル空間でひたすらレアアイテムを探求していました。

周りがキラキラしている中、だんだん自分だけ置いて行かれているような気がして自分に対して嫌気がさし始めていた頃、それでも私はPSP(プレイステーションポータブル)を強く握り決して手放しませんでしたwいわゆる「アホールド (アホ+ホールドの造語) 」ってやつです。

そんなゲームに熱中している私の姿を見ていたある人がこう言いました。

「すごい熱量!」
(熱量?カロリーのことか?)

その時は褒められてるのかけなされてるのかよく分からないままとりあえずスルーしていました。でもずーっとその「熱量」って言葉が自分の中で反芻していたのを覚えています。

それからしばらくしてある日、信じられないんですがゲームへの愛が消えたのです。本当に何にもなかった日だったと思います。何かの糸がプッツンと音を立てて切れました。夢から覚めたみたいに突然でした。

「何してたんだ俺は?」こういう感覚でした。

そして

「そういえば熱量とかなんとか言われたな・・・」

「自分って結構熱量持ってるんだな・・・」

「熱量を何か別のことに向けられないかな・・・」

そんな感じで、「私Ver.2」が卵の殻を破ってひょっこりと出てきました。私のマインドが変わりました。ゲームは完全に手放し、すべて中古で売却しました。これまでゲームに向けていた全熱量を目の前の勉学や影響力のあるタスクに一気にPourするようになりました。結果的に理系大学院をそれなりの成果を出して修了できたし、第一志望の会社に入社することもできました。ちなみに外国人とディープな話して悩みとか聞けるレベルになりたいなという思いで英語の勉強を頑張って始めたのもこの頃です。

この経験で学んだことは、「一見、生産性がなさそうなことをとことんやり尽くす事には実は意味があるのかもしれない」ということです。

私の場合、二十代の1,000時間以上もの超貴重な時間をゲームプレイに投資した結果、特に何も得るものは無かったwそしてあの貴重な時間を取り返さないと!という焦燥感が生まれ、その結果としてマインド・行動ががらりと変わりました。

※一点エクスキューズさせていただきたいのですが「ゲームは生産性がない」ということを言いたいわけではありません。プロゲーマーは立派なビジネスとして成立し、ゲームユーチューバーは視聴者に広く夢を与えています。あくまで、「私がやっていたゲームスタイルは自己完結型であり、中にも外にも影響力はなく私にとって非生産的に思えた」ということです。

話を戻します。私の場合、「ゲームに熱中してきた自分」を客観視することによって、自分の中に潜在的に眠る熱量のボリュームを把握したわけです。そしてそれは自信にも繋がり「俺はこれだけ熱中できるのだ」という自己肯定感を高めました。コレを世の中のために使えたら誰かがハッピーになるんじゃないか、そういう風に180度転換させて考えることができるようになりました。

1,000時間以上も浪費してしまった罪悪感もあったせいか、「時は金なり」を強く意識するようになり、何をやるにしても「効率性を最大化する」ことを心掛けるようになりました。

目の前の仕事にとにかく集中するようになったし、趣味にしても自己完結せずに外への影響力が発揮されるよう意識が変わりました。このブログも世の中に影響を与えたいという気持ちを表現しているつもりでございます。

MBA受験を決意したのも「とある業界の近い将来の大きな問題点を解決したい」という気持ちがあって自分をアップデートするために一度「外に出なあかん!」と思ったからです。実際、ゴールエッセイやインタビューでもそう答えています。今後、私の熱量はこういうところに注いでいくつもりです。

話が長くなりましたが、この記事で言いたいことは(特に高校生・大学生向けなのかもしれませんが、)

「あぁなんかだめだな自分・・・」

「毎日 全然 充実してない」

「無駄に日々を過ごしている気がする」

そういう風に思ってしまうことが、突然訪れるかもしれませんが、

「じゃあ今ちょっとでも関心あることにとりあえずは熱中してみたらどうだろう。何か変わるかもしれないし何も変わらないかもしれない。でも熱中したっていう事実は残るしそれは自信にもなるかもしれない」

と僭越ながらお伝えできたらいいなと思った次第でございます。えっと、何の記事だっけ?何キャラなの?と思われる方もたくさんいるかもしれませんが、歳とってもチャレンジを続けるおっさんの独り言として流していただければと思います。

https://www.mameoisiiyo.com/wp-content/uploads/2020/01/plofile_icon.jpg
まめ

(To be continued…?)

また!