まめです (@mameoisiiyo)。
今日はTOEFL本番前日と当日にやるべきこと、注意点についてお話しします。
目次
本番日の設定=日曜日
まず、みなさん実践されていると思いますが、なるべくTOEFL本番は「日曜日」に設定しましょう。
金曜日の夜まで仕事して、土曜日の朝からTOEFLに全力投球するのはきついですから。
土曜日は本番前日ですので、調整日とします。
本番前日にやること
全セクションの問題を少しずつ解く。
Readingは1パッセージ。
ListeningはConversationとLectureを各1パッセージ。
Writingはintegrated とindependentを各1問。
Speakingは各Taskを1問ずつ。
なお、答え合わせや復習は時間があればやる程度でOKです。
ご存知の通り、TOEFLというのは「日々の継続的な努力」が反映される類の試験であり、前日に詰め込んだものが成果として現れる程、楽な試験ではありません。
前日は試験問題の様式をおさらいし、あとは休息に充てましょう。翌日に向けて体力・気力をチャージすることが大事です。
当日用の昼食を購入する
次の日の朝は気持ちをTOEFLのみに集中するため、なるべくタスクを減らします。
そのために、前日にやれることはやっておく必要があります。
本番中に食べる昼食は、前日に買っておきましょう。
私のおすすめ昼食メニューは、ウィダーインゼリー、お茶、ビターチョコレートです。
TOEFLの昼休憩は、10分しかありません。短期間にエネルギー、水分、糖分を摂取する必要があります。
ビターチョコレートは、カフェインと糖分を同時に摂取できるため、特にお勧めします。実は、カカオにはカフェインが含まれているのです。
当日の持ち物を準備する
カバンに
- 身分証明書類(基本的にパスポート)
- 受験票に該当する印刷物(My Home PageのView Order(s)で確認)
- 耳栓
を入れておきます。
天気を確認し、予報に少しでも雨の可能性があるなら傘を準備してください。
なお、耳栓は必須になります。絶対にカバンに入れましょう。
これは、ReadingやWritingの際に、周りの声や、物音で自分の集中力を妨げられることを防ぐためです。TOEFL会場は、みなさんが思っている以上に煩い環境にあります。
また、当日の服も用意しておきましょう。朝になって何を着るかを考えることは、当日の貴重な脳のリソースの無駄遣いになります。
英語配列キーボードの配置確認
TOEFL本番で使用するのは、我々日本人が通常使っている日本語配列キーボード(JISキーボード)ではなく、英語配列キーボード (USキーボード)になります。
USキーボードは、キーの配置が違っていたり、JISキーボードには存在するキーがなかったりしますので、配置を確認しておきましょう。アルファベットの配置まで変わっているわけではないので、少し確認すれば当日戸惑うことはあまりないと思います。
赤が配置が変わっているキー、青が日本語配列キーボードにしか無いキーです。
特に、アポストロフィ(’)コロン (:)、セミコロン (;)、引用 (“)、など使う可能性が高い位置変更キーは要チェックです。
なお、日本語配列キーボードなのに、設定を変更して英語配列キーボード化している場合もあります。正直混乱します。
変換表を当日もらえるのでそれを確認しながら打ち込むしかないです。
十分に睡眠をとる
試験本番中に眠気を感じたことはありますか?
試験という極度な緊張条件に晒されていても眠気を感じるということは、睡眠時間が「かなり」不足しています。日々の生活を見直すべきです。
とにかく前日はカフェイン摂取をなるべく控え、寝る前はスマホ・PCを見ないで、リラックスしてたっぷりと眠りましょう。
本番当日にやること
朝食は絶対とる
朝起きたら必ず朝食をとり、日光を浴びて目を覚ましましょう。
私は、ラジオ体操やストレッチをし、脳への血流を増加させます。
ラジオ体操は3分で確実に終わり、体が既に動きを覚えている体操=頭を疲れさせずに体だけ動かせる、という点が優れています。
かんぽ生命のサイト にのっている動画は、広告なしで見られるのでブックマークしています。
家を出る前に発声練習
ここで、一つ重要な点です。Speakingは家を出る前に一度復習し、英語を発声して口を慣らしておきましょう。
本番では、ReadingとListeningからの休憩後に、いきなりSpeaking Task1が始まります。
Task1でこけて、精神的に引きずってしまうと、後半の設問に影響するので、Task1は非常に重要です。本番当日の朝に口を慣らすことは確実にやっておきましょう。
移動中・待ち時間にやること
家を出た後は本番開始までに、移動中や会場で時間ができると思います。
このときには、
- Readingで過去に解いたパッセージを一度読む。
- Listening スクリプトを聞いて耳を慣らしておく。
- 単語帳を眺める。
この程度でOKです。
よく、試験本番ギリギリまで何かに集中している人がいますが、これはやめた方がいいです。
会場に入る15分前くらいにはすべての作業を中止し、あとはぼーっとして脳を休めてください。これから4時間にわたる長期戦が始まるので、貴重な脳のリソースを確保しておきます。
早めに開場に入るべき?
私は基本的に1時間開場よりも早く到着して待っていました。基本的に一番乗りです。
ただ、早く行くのと遅めに行くのはそれぞれにメリットがありますので、自分の好みでどちらにするかを決めるといいと思います。
早く行くメリットは、
ReadingとListeningを解いている最中に、他の受験者がSpeakingを解く音声が被ってくることがない、ということです。集中を妨げられる要因を1つ減らすことができます。
一方、遅めに行くメリットは、
他の受験者のSpeaking Task1、Task2の回答を聞くと、当日の問題がある程度わかることです。但し、ハイレベルな回答者が自分の隣に来るときに限ります。
なお、Task3が始まった頃には会場内はかなり煩くなりますので、その頃まだListeningをしているようだとかなり厳しいです。なので、遅く行きすぎるのはデメリットしかないです。
試験が始まったら
あとは、自分の力を信じるだけです。Good Luck!
試験が終わったら
試験が終わると、PC上でいくつかのアンケートに回答する必要があります。
この際に、「スコアをキャンセルするか?」という質問があります。ここで、絶対にキャンセルしてはいけません。
キャンセルしてしまうと、当日4時間もかけて戦ったTOEFLの点数を受け取ることができなくなります。追加料金を払うとスコアの復活ができるようですが、無駄金なのであえて払う必要まったくなしです。
このブログには、自分自身がTOEFL勉強を始める前に知っていたら良かったな、という内容をまとめています。これを読まれている皆さまが私よりもっと短期間で、効率的に、楽してTOEFLを卒業できることを願っております。
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